Notepad.

Icon

OMEGA Seamaster

もう15年も前の話だけど、僕が大学に入学したとき、父が若い頃に使っていたというOMEGA Seamasterを譲ってくれました。すごく嬉しくてね。毎日のように腕にはめていたのを今でも覚えています。でもしばらくすると時刻が狂うようになりまして。オーバーホールに出しても、やはり状況は変わらず。腕時計というのは正確な時刻が読めないと本来の道具としての役目が果たせていないわけで、「動かないけど宝物」って感じで部屋の飾り棚に置いていました。

seamaster090102

今日1月1日の朝、父親に会いに行くときに、本当に久しぶりにこの腕時計を身に着けました。正確に覚えていないけど、少なくとも6~7年は腕にはめていなかったと思います。

そしたらねぇ…。時を刻むんですよ、きちんと。なんだか、そこに父がいるような気がしてね。本音を言えば、時計が動くよりも父に生きていて欲しかったけれど。

何よりも僕の宝物です。ありがとう、お父さん。

Advertisements

Filed under: monology,

2 Responses

  1. なんかいいお話ですね・・・
    私も父の形見は大事にしています。
    また伺います。

  2. hiroki says:

    >わたぼうしさん
    コメントありがとうございます。
    父親を亡くしたという事実にまだ身も心も馴染んでいませんが、父のモノと同様、父の言葉や気持ちを大事にしていきたいと思っているところです。

Leave a Reply

Fill in your details below or click an icon to log in:

WordPress.com Logo

You are commenting using your WordPress.com account. Log Out / Change )

Twitter picture

You are commenting using your Twitter account. Log Out / Change )

Facebook photo

You are commenting using your Facebook account. Log Out / Change )

Google+ photo

You are commenting using your Google+ account. Log Out / Change )

Connecting to %s

%d bloggers like this: